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DNET_DataAnalysis

nishi_74322014 edited this page Sep 11, 2026 · 1 revision

データ分析

概要

分析の基本

考える順序

作業順の逆順で考える。

  1. 結果の想定

    ( ↓ そのタメに必要なモノ ↓ )

  2. 必要な図表の想定

    ( ↓ そのタメに必要なモノ ↓ )

  3. 必要なデータの「集計」(結果)の想定

    ( ↓ そのタメに必要なモノ ↓ )

  4. 必要なデータの「収集」(結果)の想定

属性を見出す

属性が分析の基準になるため、
新たな「列」をどう作るかが鍵。

関係性を見出す

  • 現状のデータ(数字)を
    • 分解して細かな要素に分け、
    • 性質、構造などを明らかにする

ことで、

解明する。

  • 足し算やかけ算、log、ルート、微積分など
    2つ以上の事象の関係性を、数学を駆使して、あぶり出す。

  • 偽の因果関係を見抜く6つのステップ

    • 【基本】「AならばBである」という関係の必然性を追求する
    • 【反証】「AならばBである」という関係は偶然と仮定する
    • 【裏】「AでなければBではない」と"裏"を考える(!原因→!結果)
    • 【逆】「BならばAである」と"逆"にしてみる(結果→原因)
    • 【第3の要因】新しい要因を想定する(交絡因子)
    • 【実験】実際に試験する

関係性パターン

展開、推論

  • ロジカル・シンキング

    • 手法およびキーワード

      • MECE
      • So What / Why So
      • ピラミッド・ストラクチャ
      • ロジック・ツリー
      • フレームワーク
    • 三角ロジックとトゥールミンモデル

      • 三角ロジック
        事実・データ(根拠)を基に、自分なりの理由付け(解釈)をする。

      • トゥールミンモデル
        ・結論、データ、理由付けの3つを議論の基本要素で図式化。
        ・さらに限定子、論駁、裏付けの要素が加えられている。

  • フェルミ推定(観測データがない場合)

    • ココで出てきたものがKPIになったりする。
    • アメリカのシカゴには何人のピアノの調律師がいるか?
      フェルミ推定 - Wikipediaに例がある。)

変数と尺度

説明変数と目的変数

  • 説明変数

    • 統計学において因果関係の原因となる変数。
    • 回帰分析などで用いられる。
    • 別名
      • 予測変数
      • 独立変数
  • 目的変数

    • 統計学において因果関係の結果となる変数。
    • 回帰分析などで用いられる。
    • 別名
      • 結果変数
      • 応答変数
      • 反応変数
      • 従属変数
      • 基準変数
      • 被説明変数

名義尺度(質的データ)

  • カテゴリに分類するための特性を表す尺度

    • 順序無し(名義尺度)
      性別、血液型、都道府県など

      • カテゴリ分類の意味のみ持つ。
      • 四則演算に意味は無い。
      • 代表値に意味は無い。
    • 順序付き(順序尺度)
      松/竹/梅、優/良/可などの順位

      • 順位に意味を持つ。
      • 四則演算、値の間隔に意味は無い。
      • 中央値のみ意味を持つ。
  • データや分類で使用され、
    質的分類は標準化される(日本標準産業分類など)。

連続尺度(量的データ)

  • 数値で表し測れる大小の関係がある尺度で、

  • 比例尺度と間隔尺度は見分けが難しい場合がある。

  • 0の時に測定対象がnullになるかならないかで判断。

    • 間隔尺度
      年齢、西暦・元号、セ氏度など(0でも測定対象がある)

      • 一般的な数値データ
      • 順位に意味を持つ。
      • 加減算に意味を持つが、
        乗除算に意味は無い。
      • 代表値に意味を持つ。
    • 比率尺度
      速度、人口、体重、金額、売上など(0だと測定対象が無い)

      • 絶対的な原点0を持つ数値データ(0≠null)。
      • 順位に意味を持つ。
      • 四則演算に意味を持つ。
      • 代表値に意味を持つ。

上記以外の分類

  • 離散型データ(計数データ)

    • 数えることができるデータ
    • 人数、枚数、個数、性別、表・裏、正・誤
  • 連続型データ(計量データ)

    • 数えることができず連続的なデータ
    • 身長、体重、面積、体積、時間、強度、濃度

解明の仕方

要因の状況把握

要因と結果の関係

複数要因の関係

  • 要因が複数の時、要因間の相互作用も考慮すべきであるが、
    変数が3~4個以上になると、前述の手法だけでは困難

  • 要因と結果を示すデータをコンピューターに与え、
    自動的にその関係を学習させる機械学習などが有効

定量分析

プロセス

問題解決 定量分析 ロジカル・シンキング PF1 → PF2 → PF3 → PF4
問題発見フェーズ Step1:目的の明確化 ロジカル
シンキング
目的&仮説で比較軸を決める
(どのKGI or KPI?)
問題の構造分析
(CSF → KPI → KGI)
仮説検証の分析計画を提案 目的 → 問題の特定
Step2:仮説立案 問題の仮説立案
解決策立案フェーズ Step3:解析準備 比較条件を決める
(パネル → クロスセクション)
比較して意味合いを抽出 〃(繰り返し) 分析方法の設計
Step4:解析・検証 意味合いを抽出
実行フェーズ Step5:提言・実行 仮説検証の分析計画を実行し(、問題ではなく)、目的に対応する具体的な対策まで実行

移行メモ: 元表は PukiWiki の縦横セル結合(|>| |~|)を多用していたため、
結合セルは 〃 / - に置き換えて再現した。
KGI・KPI の詳細は ST:CSF・KPI・KGI
CSF → KPI → KGI は ST:BSCとKPI・KGI
パネル / クロスセクションは 統計解析の該当節を参照。

ロジカル・シンキング

展開、推論も参照。

  • 解くよりも解けるように問題を定義する。

  • So What / Why So

  • ピラミッド・ストラクチャ

    • 結論(目的に沿う比較軸を選択する。)
    • 比較(データの比較条件を揃える。)
    • 事実(様々なデータ)

構造分析

数字の大小ではなく構造を理解する。

  • フェルミ推定

    • 掛け算での分解:モレ分析(プロセス上の問題を分析)
    • たし算での分解:マトリクス分析(2属性までバラつきの要因を分析)
  • ディシジョン・ツリーによる期待値の計算

    • 意思決定毎の期待値を算出

    • デシジョンボックス

      • 意思決定分岐
        意思決定の分岐

      • チャンスイベント
        確率的に利得が変化するイベント

定量化と定性化

定性化:定量的なデータを可視化&比較して意味合いを抽出。

  • 定性情報

↓ 定量化 ↑ 定性化

  • 定量情報

仮説検証の分析計画

  • 仮説検証の分析計画

  • 仮説検証:空 → 雨 → 傘

    • ┌──────────→ 空:結果
    • │         雨:考察(かも)
    • └(データ処理)← 傘:次アクション → 具体的な対策

詳細

分析手法

可視化・分類・予測

  • データ分析の手法には「可視化」「分類」「予測」の3つがある。
  • 現場では「可視化」「分類」「予測」に加え検証の作業の繰り返しが基本。
  • 検証の方法には、効果検証、A/Bテストなどがある。

変数の数

分析の目的で分類

  • 参考情報A
分析目的 分析手法
特徴 基本統計量、ヒストグラム、パレート図、時系列分析
分類 クラスタ分析、判別分析、ロジスティック回帰分析、機械学習の分類、クラスタリング
集約 主成分分析、因子分析
予測 相関分析、回帰分析、数量化理論Ⅰ類、待ち行列分析
  • 参考情報B
分析目的 分析目的(細分) 分析手法
予測 数値予測 回帰分析、決定木分析、DNN
判別 ロジスティック回帰分析、決定木分析、DNN
非予測 分類 クラスタ分析
相関 アソシエーション分析
縮約 主成分分析、因子分析
  • 参考情報C
分析目的 分析目的(細分) 分析目的(細分2) 分析手法
絞り込み クロス集計
予測 関係の強弱を知る 相関分析
影響度を測る 数値予測 決定木分析、回帰分析
判別 決定木分析、ロジスティック回帰分析、判別分析、MT法
非予測 分類 クラスタ分析
相関 アソシエーション分析
集約 主成分分析、因子分析
検証 A/Bテスト、コホート研究、ケースコントロール法
その他 推論 ベイズ推定
空間把握 トポロジカルデータ解析、スパースモデリング
非構造化 テキスト・マイニング(形態素解析)

移行メモ: 上記 3 表とも元表は縦横セル結合を多用していたため、
結合セルは 〃 / - に置き換えて再現した。各分析手法のリンク先は
統計解析データ解析
ニューラルネットワーク(DNN)・
AIの活用例(MT法)の各該当節。

分析のプロセスで分類

問題発見、問題認識(異常は発生していないか?) 原因発見、解決策(ベストな選択はなにか?) 効果の確認
見える化 ヒストグラム、時系列分析 パレート図、散布図、クロス集計 層化
統計的手法 目的変数質的データの場合、もしくは分類)
検定、判別分析、ロジスティック回帰分析、クラスタ分析
目的変数量的データの場合、もしくは分類)
決定木分析、主成分分析、回帰分析・アソシエーション分析
検定

その他、利用頻度、関連

  • 利用頻度
順位 手法
1 クロス集計
2 クラスタ分析
3 回帰分析
4 決定木分析
5 相関分析
6 ロジスティック回帰分析
7 因子分析
8 アソシエーション分析
9 判別分析
10 主成分分析
  • 組合せパターン
    多くの目的に有効な3つのパターン。

    • 【パターン1】
      アンケートからのA/Bテスト。など。

      • 分類:因子分析
      • 影響度を測る:回帰分析
      • 検証:A/Bテスト
    • 【パターン2】
      F1層が商品を買うか買わないか。など。

      • 分類:クラスタ分析
      • 絞り込み:クロス集計
      • 影響度を測る:ロジスティック回帰分析
    • 【パターン3】

  • 各分析手法の関連

 散布図 ─> 函数 ─> 回帰分析 ─┐
 条件付き確率 ┬─> ベイズ法  ─┴─────┬─> 判別分析 ─> 機械学習
              └─> アソシエーション分析  ─┘ (判別モデル)
                                                   ↑
                                                深層学習

※ ベイズ法はトップダウン方式、深層学習はボトムアップ方式
深層学習(deep learning)の該当節を参照)

可視化

  • 様々な

    • 統計表(統計解析の該当節を参照)

      • 棒グラフ, 円グラフ, etc.
      • ヒストグラム
      • パレート図
      • 散布図
    • 確率分布(統計解析の該当節を参照)

を利用する

関係の見方

  • 可視化する。

    • 2つのヒストグラムから
    • 1つの散布図を生成できる。
  • 共分散・相関係数(統計解析の該当節を参照)の指標が得られる。

代表値(統計量)

母集団から無作為抽出されたデータ(標本)から
母集団推定のために計算で生成される数字を表す。

  • 代表値(統計量) の特徴を数値にまとめるもの

  • 代表値では分布を見なくても、分布の特徴を把握できる

  • グラフによって代表値が変わってくる
    (棒グラフではカテゴリ数なども代表値になる)。

  • 一般的には、以下の代表値がよく用いられる

分布の中心

  • 位置を示す
    偏りや外れ値がある場合、中央値と最頻値は
    平均値より有意義(直感に近い値を示す)

    • 平均値:分布の中心傾向を表す値
      分布が偏っている場合、外れ値が存在する場合には解釈に注意

      • 相加平均(算術平均):
        一般的に平均といえばこれ。
        すべての変量の和をデータの総数で割った値で表す。

      • 相乗平均(幾何平均):
        伸び率の平均を求めるような場合

      • 調和平均:
        速度や生産性など単位量あたりの大きさの平均を求める場合

      • 加重平均:
        観測する値に重みを加えた平均値で表す。
        人数が違うクラスAとBの平均点から学年の平均点を出す

      • 移動平均:
        時系列で大きい変動を見るのに利用される。
        一定期間の間隔(=ウィンドウサイズ)を定め、
        その間隔内で計算した平均値で表す。
        (パフォーマンスカウンタなどで使われる)

    • 中央値(メジアン):分布を下半分と上半分に分ける値
      偏りや外れ値がある場合、平均値より有意義であることがある。

    • 最頻値(モード):頻度が最も高い値
      偏りや外れ値がある場合、平均値より有意義であることがある。

  • 表計算ソフト(Excel、LibreOffice Calc)では以下の関数が使える

    • 平均値:AVERAGE関数
    • 中央値:MEDIAN関数
    • 最頻値:MODE関数

分布のバラつき

  • 範囲、カテゴリ数
    データの最大値と最小値の差(レンジとも呼ぶ)を表す。

  • 四分位・パーセンタイル・箱ひげ図
    分布(中央値からの散らばり)を表現

    • 四分位
      四分位数の定義はいくつかあるが、文科省による定義は、
      「全データを順に並べて四つに等しく分けたときの三つの区切りの値」。

      • 第n分位
        ・第1四分位 (Q1)
        ・第2四分位 (Q2) = 中央値
        ・第3四分位 (Q3)

      • 四分位xx
        ・四分位範囲 = Q1~Q3
        ・四分位偏差 = 四分位範囲 / 2

    • パーセンタイル
      = 四分位を拡張する

      • nパーセンタイル
      • 25パーセンタイル = 第1四分位 (Q1)
      • 50パーセンタイル = 第2四分位 (Q2)
      • 75パーセンタイル = 第3四分位 (Q3)
    • 箱ひげ図
      カテゴリ毎に等、狭いスペースに
      複数の分布を並べて表現することが可能

      • 四分位範囲(Q1 - Q3)に箱を描く
      • データのある所まで線を描く(MAX:四分位範囲の1.5倍)
      • 線の外にデータがある場合、その位置に点を打つ。
  • 分布を指標化した数値(統計解析の該当節を参照)

分類

  • 手順

    1. 分類によって当たりをつける
    2. 対象を絞り込む
  • 手法(いずれも 統計解析の該当節を参照)

    • クラスタ分析
    • 主成分分析
    • 因子分析

予測

  • 手順

    1. 予測によって影響度を測る
    2. 先を読む
    3. 効果を検証する
  • 手法

    • 関係の強弱を知る

      • 相関分析
    • 影響度を測る

      • ロジスティック回帰分析
      • (重)回帰分析
    • 先読み

    • 傾向から予測する。

結果の報告

記述/可視化方法

  • 要件①:調査分析の前提条件の明示
    明示しない場合、結果を誤って解釈する事がある。

    • 目的、用語の定義
    • データソース(期間、対象者など)
    • 外在的要素・状況(社会情勢、制約条件など)
  • 要件②:分析プロセスの明示
    プロセスが分析結果に影響を及ぼす事がある。

    • 収集方法
    • 分析手法
  • 要件③:適切な表現

    • 情報を正確に伝える指標設定(代表値など)
    • 示したい事柄に適した表、グラフの種類
    • 図表の部位の明記(タイトル、凡例、軸、単位、出典等)

解釈の注意点

記述/可視化方法を踏まえて解釈する。

  • パターン

    • 不適切なサンプル

      • 母集団を代表していない標本。
      • 偏りのある標本、少ない標本
    • グラフの作為

      • 基準点、単位、期間の異なる比較。
      • 視覚的な錯覚を生じる表現など。
    • 定義の違い
      定義の違いを無視して比較する場合など。

    • 認知バイアス
      ヒューリスティックス(経験則)によるバイアス

      • 記憶や想像のし易さによる利用可能性ヒューリスティックス
      • 典型事例を全体像として錯覚する代表ヒューリスティックス
    • 確証バイアス(認知バイアスのパターンの該当節を参照)
      仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、
      反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。

    • 情報の偏り(不適切なサンプル)

      • 母数が少ない。
        女性の大学院進学率(3人だけ)

      • 年賀状を出す人
        平日昼間の固定電話による世論調査(高齢者)

    • 軸の操作(グラフの作為)

      • 軸の基準点、データの単位、データの取得期間
      • 変化を解り易く伝える反面、誇張にもなる。
    • ロジック展開のウソ
      正規雇用社員比率が上がった理由は非正規雇用社員の大量退職。

      • 比率では解らない(実数を確認する必要がある)。
      • 実数の変化が何故起きたか?も確認する必要がある。
    • 錯覚・思い込み

      • 条件付き確率
- X Y
罹患率 0.1% 80%
致死率 50% 0.001%
罹患&致死率 0.05% 0.0008%
- ...

分析の発展

順問題と逆問題

データ分析における順問題と逆問題
(定義は実際曖昧で、時代や学問分野によって異なることが多い。)

  • 順問題:
    原因から試行錯誤しながら結果を探索

  • 逆問題:
    結果から、原因を探求

    • 結果から原因を推定、データから数理モデルを推定

      • "機能"に見合った"構造"を探す
      • ある現象に着目して観測データから、
        その原因や現象を支配しているパラメタなどを決定する問題。
      • 通常、原因やパラメタなどは直接的に決定することが不可能であり、
        利用できる間接的な観測データから推定することしかできない。
    • 必要なもの

      • データ(分析用)
      • 勘と経験と度胸(KKD)
      • モデル
        ・推論統計の統計モデル(統計解析の該当節を参照)
        ・ベイズ統計の経験モデル(ベイズ統計の該当節を参照)
        ・逆問題解析(非破壊検査、最適形状作成、最適制御)
  • AUOODA(プロセス)
    OODA(高度午前 - システム戦略の該当節を参照)が
    基礎で順問題と逆問題でプロセスが異なる。
    2プロセス併用して、他方の内容を検証する方法もある。

    • 順問題

      • A (arrange、探索)
        ・データ群から原因となる事象を測定(Measure)
        ・試行錯誤で探索し、離れたデータ群をぶつけて共通点を探す。

      • U (understand、学習 > 理解)
        ・データを十分に理解し、事象を学習
        ・新しい列を作りながら設計(Design)し、情報化。

      • O (observe、学習 > 観察)
        情報から規則性、あるいは、いつもとは違う"何か"を観測(Monitor)。

      • O (orient、モデル化)
        規則性、因果関係、相関関係などをモデル化し
        アルゴリズム(Algorithm)を考える。

      • D (decide、推論)
        ・可視化・分類した分析結果は単なる事実
        ・主観的に推論(ナレッジ化)するための解析(Analytics)。

      • A (act、実践)
        推論で得られた真実を明確なメッセージに変える(ビジネスモデルの構築)
        ・誰に、どのような価値を提供するか【Who、What】
        ・そのために、どんな業務構造や取引先との関係が必要か【How、When、Why】
        ・どのような販売ルートと価格設定で、どれだけ収益を上げるか
         【Where、Which、How much】

    • 逆問題

      • A (act、経験値・肌感覚)
        ビジネス(モデル)上の経験値・肌感覚のデジタル化

      • D (decide、可視化)
        デジタル化した経験値を可視化していくことで解析(Analytics)の糸口にする。

      • O (orient、モデル化)
        経験値を可視化する中で、アルゴリズム(Algorithm)を見抜き数値化する。

      • O (observe、観察・検証)
        数値化したものの正当性を得るために観察(Monitor)し、検証する。

      • U (understand、理解)
        ・なぜ、このような結果になるのか、その原因を理解する。
        ・単なる原因だけでなく、真の目的や意図(Design)をくみ取る。
        ・必要に応じデータに隠れている、人のたくらみや下心も読み取る。

      • A (arrange、原因への対策)
        ・浮き上がった原因への対策(Countermeasure)を施し、
        ・原因に繋がる事柄を整頓(Arrange)していく。

移行メモ(正誤): 元ページの「Algorism」は「Algorithm」の綴り誤りと判断し修正した。

データ分析と数学

データ分析の手段と数学の間にある関係

分析の手段 関連する数学の例
可視化 確率分布、統計、集合論、線形代数、
行列(画像データ、文字データは行列で表せる)
分類 群論、統計
予測 解析(フーリエ解析など)、確率、統計、
行列の固有値、微積分、セルオートマトン
判別 代数、方程式論、アルゴリズム論
推論 ベイズ推定、微積分
トポロジカルデータ解析 幾何、トポロジー、多様体
スパースモデリング トポロジー、グラフ理論

数理モデル

  • 推定や予測をする。

    • 物事を説明するのに必要な数学的なフレームワーク。
    • データの生成プロセスをおおまかに理解するため。
  • モデルの仮定や検証

    • モデルの妥当性、モデルのパラメータの正確な推定、
      モデルからの推論が関心ごと。
    • テストに使われるデータは分析対象の母集団からランダムに取られたサンプル
  • 分類

    • 数理モデル(決定論的・確率論的モデル)
      必ずしも不確実性を含むわけではない

    • 統計モデル(非決定論的モデル)
      統計解析の該当節を参照)

      • 不確実性を明示的に取り込んでいく
      • 不規則性を確率の概念をもって表現する
    • 構造

      • ランダム
      • 一定
      • 線形関数(1次関数)
      • 2次関数
      • n次関数
      • 指数関数
      • 正規分布
    • 指向

      • 理解指向モデル
        データ生成の原理・仕組を知る事に焦点を合わせたモデル。
        ・数理構造から知る
        ・推定したパラメタ値から知る
        ・推定したパラメタ値と内部構造から知る
        ・パラメタ値を変えてシミュレーションする

      • 応用指向モデル
        現実の事象から数学化、データを生成して現実での応用に
        焦点を合わせたモデル
        ・回帰モデル
        ・分類モデル
        ・生成モデル

想定外の軽減

想定外は予測しにくいため。

  • 信頼性の高いデータを使う

    • 信頼性 = 完全性 + 正確性 + 正当性
    • 正当性 = 合理性 + 社会通念 + 経験則 + 客観性
  • ハインリッヒの法則を応用する
    1件の重大な事件・事故の背景には、

    • 29件の軽微な事件・事故があり
    • 300件のヒヤリ・ハットした事象がある
  • "トライアングル"を成立させない
    SC:脅威の該当節を参照)

  • 適切なデータ分量を知る

    • 1次データは臨場感のあるデータで生々しいが、
    • 2次データは脚色されている可能性も高い。

心理学要素

心理学要素が必要になることもあり、
画一化・標準化されたデータ分析を難しくしている。

  • 様々な認知バイアス(認知バイアスのパターン

    • 同調効果(ミラー効果)
    • 内集団バイアス
    • リスキーシフト
    • ハロー効果
    • フレーミング効果
    • アンカリング効果
    • プライミング効果
    • バンドワゴン効果・アンダードッグ効果
    • ツアイガルニック効果、スノッブ効果、ウインザー効果
  • プロパガンダ・テクニック

    • エコーチェンバー
    • 感情への訴えかけ
    • 衆人に訴える論証
    • 恐怖に訴える論証
    • ヒトラーに例える論証(ゴドウィンの法則)
    • 虚偽報道、フェイクニュース
    • 敵対的メディア認知
  • 発生論の誤謬

    • 権威に訴える論証
    • 伝統に訴える論証
    • 新しさに訴える論証

人の行動・感情(非構造化データ)

  • データの種類

    • 明確な要求(デマンド:Demand)のデータ

      • 構造化、非構造化データ
      • モノを買ったりサービスを利用したり
      • デマンドドリブン型のシステム
    • 意図のない単なる事象(イベント:Event)のデータ

      • 構造化、非構造化データ
      • 意図を持たない、単なる流れによって発生する
      • イベントドリブン型のシステム(レコメンド)
    • 顕在化した感情(エモーション:Emotion)のデータ

      • 非構造化データ
      • 喜怒哀楽など、人の感情が顕在化したもの
      • エモーションドリブン型のシステム
    • 潜在的な心理(マインド:Mind)のデータ

      • 非構造化データ
      • 本人も気付いていない(潜在的)人の意識の状態や変化
      • マインドドリブン型のシステム
  • 利用例

    • 退職傾向の分析
    • ...

モデルとシミュレーション

  • 社会課題の解決

    • 感染症対策、企業経営、金融リスク、電力市場の自由化

    • データだけでは難しい、事前に実験・検証が困難

      • データそのものは常に完全ではない。
      • すべてのデータが集まるわけではない。
      • 従来型の統計分布や予測モデルでは僅かな事象を反映しない。
      • 人間、社会、経済は実験が非常に難しい対象
      • 現状のデータから「外挿」を推定する必要もある。
    • モデルに基づく課題解決が重要(モデル自身も不完全)

      • 対象システムの主要な要素関係を抽出
      • コンピューター上でモデル化
      • シミュレーション
        ・課題をコンピューター上のモデルで再現し、
        ・解決策の効果をモデルを使用して評価する。

ビッグデータの法則

  • 95%は信頼できない

    • 日本国債の金利に影響する動きの早い海外保有量は全体の5%程度
    • ブランドに関するアンケートで役立つコメントは約5%
    • 会社を引っ張っていく影響力のある人材は5%
    • 今後はデータを如何に捨てるかが重要に。
  • パレートの法則からロングテールの法則へ
    分布の「右側」や「左側」が重要になってきている(ビジネスチャンスが潜む)。

    • 付加価値が高い高級品の売り上げは伸びている。
    • IT界隈のBig5、ソシャゲの廃課金者
    • リスク管理(ネット炎上、ES/CS)
    • イノベーター理論の左右の5%への注目
    • クラウド・ビジネス(低価値・低頻度の事業化)
  • 振り子現象

    • データを重視し過ぎると振り子現象などで分析麻痺が起こる。
    • データとは正反対の直感が重視されるようになる。
  • 業界によって様々な

    • ベンフォードの法則
      自然界に出てくる多くの数値の最初の桁の分布が、
      一様ではなく、ある特定の分布になっている、という法則

    • モンモール数
      完全順列の総数、プレゼント交換がうまくいく確率

    • ネイピア数
      DS:数学的基礎 - 微分・偏微分の該当節を参照)
      最適停止問題、最適停止問題の一種の秘書問題

    • 黄金比( 1:( 1 + √5 )/ 2 ≒ 1:1.62 )
      フィボナッチ数列で、ある程度数が大きくなると、
      数列の隣り合う数の比が限りなく黄金比に近づいていく。

      • 為替の大きな流れが約162カ月で変わるという説
    • 白銀比(1:√2 ≒ 1:1.414)
      長方形の長辺を中点で2分割してできた長方形が、
      元々の長方形と相似であるようにした辺の比

      • A4判、A5判など用紙の縦横比は白銀比
      • 日本の美術や建造物で用いられ日本人の感性に合うと言われる。
    • 「78:22」の法則

      • 空気の窒素含有率
      • 体内の善玉菌と悪玉菌の比率

活用

パターン

クロス集計を用いて離散分布を比較

クロス集計を用いて
離散分布(統計解析の該当節を参照)を比較

簡単に言うと、

などを行う。

集計元のデータが連続尺度である場合は、

ヒストグラム(統計解析の該当節を参照)などを使用して

カテゴリ毎の分布を確認しても良い。

ヒストグラムを用いて連続分布を比較

年代別来客数などを例に。

  • 可視化の活用

    • 標準級間隔を設定。
      例えば、年代別来客数なら、
      10歳毎の世代に区切る。

    • 以下が読み取れる。

      1. どんな種類がある?
      2. 最も多い種類はどれ?
      3. 大半のサンプルはどこ?
      4. 最小値はどれぐらい?
      5. 最大値はどれぐらい?
      6. データ不備はある?
    • 特徴の異なる様々な分布がある

      • ピーク(峰)の数
        異種データの混在の可能性に注意

      • ピーク(峰)の偏り
        平均値を解釈する際に注意

      • 外れ値の有無
        データ不備や異常値の可能性に注意

  • 代表値の活用
    分布の特徴を少ない情報で伝えられる

散布図で傾向を見たり予測をしたり。

散布図は 統計解析の該当節を参照。

時系列等で傾向を見たり予測をしたり。

  • クロスセクションデータ(統計解析の該当節を参照)
    実数同士では正しい比較にならない場合は、
    規模の影響を取り除いた比率で見る。

    • 構成比
      総数とその内訳の比率

    • 相対比

      • 異なるデータを分子、分母に取った比率
      • (人口や面積など)各集団の大きさの影響を除去

※ 余談:分母が同じで足して100%になる2つの比率は-1の相関になり意味がない。

  • 時系列データ(統計解析の該当節を参照)

    • 観測頻度

      • 年次データ(暦年、年度)
      • 半期データ(暦年、年度)
      • 四半期データ(暦年、年度)
      • 月次データ
      • 週次データ
      • 日次データ
      • 時間データ
      • 不規則間隔データ
    • フローデータとストックデータ

      • フローデータ
        ある期間内の発生量や変化量
        (例)平成25年の1年間の出生数

      • ストックデータ
        ある一時点の状態をとらえたもの
        (例)平成26年10月1日現在の人口


      • ・出生数と人口
        ・販売台数と保有台数
        ・...

    • 名目値と実質値
      金額を扱う統計で使われる。

      • 名目値
        その時その時の価格により表した金額

      • 実質値
        ある基準時の価格により表した金額

       名目値
 = --------------
      価格指数
  • 季節性の調整

    • 季節性の例
      ・夏:クーラー代、ビール消費
      ・冬:暖房費、鍋材料
      ・新学期:教育費
      ・ボーナス時期:高額商品

    • 季節性を調整する方法
      ・簡単な方法:前年同月比

       当月の値
 = -------------- - 1
   前年の同月の値
  ・高度な方法:季節調整(季節変動を除去)\
   Excelの[データ]タブから[データ分析]をクリックし、\
   ダイアログボックスで[移動平均]を選択し、\
   月次データの場合、区間を[12]に設定する。

- 見方\
  季節調整値の傾向の変化を見る。\
  ・前月比\
  ・前年同月比\
  ・前年同月の前月比
  • 季節性以外の変動を考慮
    コレ等のデータ特性を見極めた上で予測を行う。
 時系列データ = 傾向・循環変動【TC】+ 変動の季節変動【S】+ 不規則変動【I】
  • 同時相関と相互相関
    (季節性は除かれているものとする)

    • 同時相関
      ・同時点での相関=2つの時系列データを並べた場合
      ・可処分所得と消費支出の相関係数 = 0.46
      ・擬似相関(統計解析の該当節を参照)
       ・双方の時系列に単調トレンドがある時、相関があるように見える。
       ・前期比などに変換してから相関係数を計算する(→ 相関なしと解る)。

    • 相互相関
      時間差での相関

  • 時系列予測

    • 多項式回帰による予測
      トレンドが時間の関数
      ・はっきりしたトレンドがある場合、時間の多項式を当てはめて予測
      ・1次関数が良く用いられ、高次の多項式は望ましくない。
      ・大きな構造変化が起こるときにはうまく予測できない。

    • 自己回帰モデル(auto-regressive model)
      線形予測モデル(linear prediction model)による予測。
      実現値となる変数がその変数の過去の値と確率項に線形に依存。
      ・今現在の値を現在より前の値を重みづけして足し合わせる(線形和)ことで表現
      ・過去の変数を用いることで精度を高める。
       どのくらい遡るかは、統計的な判断が必要。
      ・トレンドがある場合には適用できない。

    • 多くの時系列を活用した予測。
      1つの時系列だけでの予想は困難。相互相関を活用。

  • 回帰分析(統計解析の該当節を参照)の応用
    説明変数 [𝑋] に時間 [𝑡] を適用

  • より高度な時系列分析

    • 多量の時系列データを使った分析
      ・パネルデータの分析
      ・高頻度観測データの活用

    • 時系列の背後にある潜在要因の推定。
      ・トレンドの推定
      ・共通成分の推定

移行メモ(正誤): 元ページの「季節製以外の変動」は「季節性以外の変動」、
「[移動平均]を選択肢」は「選択し」の誤変換と判断し修正した。

ビジネス上での事例

A / Bテスト

  • ランダム化比較試験

  • ビジネス上での活用では効果検証が重要になる。

    • 広告デザインの売上への効果
    • ウェブサイト・コンテンツのクリック率への効果
    • ワクチンの感染病予防率への効果
  • KGIと施策の間の関係(施策効果) を調査する。

    1. 対象の集団から小集団(標本)を2つ取り出す。
    2. 効果検証をしたい施策A/Bをそれぞれの標本に適用する。
    3. それぞれの標本においてKGIを測る。
    4. 両施策によるKGIの分布を比較し、有意な効果があるかを判断する。

※ 両標本に施策A/Bを適用する(A/B以外を混ぜない)ので、公平にするには、
  両標本は全ての要因について同一である必要がある(→ ランダム・サンプリング)。

  • 事例
    • デザイン変更の効果測定
    • クーポン配布の効果測定

アンケート

肝臓癌死亡率ワースト1からの脱却の PPDAC
データサイエンティストの該当節を参照)

  • P (problem、問題):

    • 肝臓癌死亡率ワースト1
    • 肝炎ウイルス陽性者が治療を受けていないケースが多い
  • P (plan、計画):
    治療を受けるまでの意思決定過程における特徴を把握する。

  • D (data、データ収集):
    受療者及び未受療者に対してアンケートを実施。

  • A (analysis、分析):

    • 医師が早い段階から説明を行った方が受療率が高いことが判明
    • アンケートの分析にはクロス集計分析などを使用できる。
  • C (conclusion、結論):
    医師が早い段階から受療の効果等について説明する取り組み

移行メモ: 元ページの PPDAC のリンク先は BI / AI ページの
アンカ #ef5f4720 になっていたが、当該アンカは データサイエンティスト
「ビジネス力(イノベーション力)」節のものであるため、
データサイエンティストに張り替えた。

QC手法の適用

<以下、一変量解析>

  • 基本統計量とヒストグラム

  • 時系列図(管理図、PMP:品質マネジメントの該当節を参照)

    • どう計画するか?

      • 仮説:時系列で値に変動がある。
      • 目的の数値化
    • どう読めばいいか?

      • 特徴:比較結果
      • 意味合い:次の仮説
    • EXCELでどう作るか?

      • グラフ化するデータの範囲を選択
      • 挿入 → 折れ線 → マーカー付き折れ線を選択
  • パレート図(統計解析の該当節を参照)

<以下、二変量解析>

テスト分野

テスト分野の理論体系(DS)

データ解析

統計解析(事例)

統計解析の該当節を参照。

ビッグデータ(事例)

ビッグデータの該当節を参照。

コンテクストやバイアス

データがどうやって生成されているのか、
そのコンテクストやバイアスなどに注意を払うべき

社会科学データには主観が入り込みやすい

計測単位が決まっていないため、計測する人の解釈やバイアスが入り込む。

全てのデータは加工済み

全てのデータというのは実は加工されている。

  • なぜそれが収集されたのか
  • どのように収集されたのか
  • どのように加工されたのか

データは集めた人の声を代弁する

  • データが自分自身で話すことはない。

  • 大量のデータを使っても、

    • 客観的で、コンテクスト
    • 因果関係、バイアス、選択、不完全性

と言った問題は、解決できない。

  • 統計を使ってウソをつく方法からの学び
    統計解析の該当節を参照)

データは人間の衝突を解決しない

データに対する盲信は、そのデータに対する信用をも無くす。

参考

データ分析(参考)

xx学とか知らなくても、
表計算ソフトなどで取り敢えずできる系

≒統計学、データ分析の原点

最近流行りの機械学習・深層学習の基礎

非構造化データ処理(参考)

いずれも 要素技術の該当節を参照。

  • 言語処理
  • 音声処理
  • 画像処理

データサイエンティスト協会

gacco

総務省

  • データサイエンス・スクール/ビジネスに役立つ統計講座
    https://www.stat.go.jp/dss/

    • ビジネスに役立つ統計講座
    • プレゼングラフ作成のポイント
    • 出来る人のビジネス活用術
    • あなたの統計力
    • データサイエンス・オンライン講座
    • 統計データ分析コンペティション
  • データサイエンス・スクール/ビジネスに役立つ統計講座
    https://www.stat.go.jp/dss/online_index.html

DIGITAL X

Column 学校では学べないデジタル時代のデータ分析法
https://dcross.impress.co.jp/industry/column/column20170926-02/index.html

Qiita

統計解析(Qiita)

統計解析の該当節を参照。

ベイズ統計(Qiita)

ベイズ統計の該当節を参照。


Tags: 移行, データ分析, データサイエンス, 統計, BI, 開発基盤

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